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はじめに

私たちは2014年10月4日の団体設立以来、団塊世代が後期高齢者/75歳に到達する2025年問題への提言として、若さと可能性に満ちたアジアの高度人材開発に日々取り組んでおります。
2019年にはフィリピンのブラカン州で育成し来日した3名の留学生中2名が在留資格介護の発足後初めての介護介護福祉士試験に合格し、同年4月より社会福祉法人市原寮に就職することが出来ました。
さらに、フィリピンからは公益社団法人さくら研修機構を通じて2020年度2月に1st.バッチとして18名、12月に2nd.バッチとして13名の介護技能実習生を会員法人に受け入れることが出来ました。
学習支援の結果、令和4年1月時点での日本語レベルの内訳はN1レベル1名、N2レベル7名、N3レベル19名、N4レベル4名となり、令和4年には悲願のN1レベル到達も複数人見込んでいます。
尚、令和4年度は4th.バッチとして30名の来日及び学習支援を予定しています。
会員の皆様には長年に亘るモニタリングやこれまでの日本語教育の研究で得た知識・情報の提供だけでなく、複雑化する外国人材の受入れに関する制度の勉強会(ZOOM使用)の等も定期的に開催しておりますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
又、昨年度よりは現地での教育だけでなく、オンライン日本語試験の実施や学習アプリの提供等来日後の学習支援も実施しております。
本年もコロナ下で外国人高度材の育成には厳しい状況が続きますが引き続き外国人高度人材の開発及び育成に邁進する所存です。私達の活動へのご理解とご支援をお願い申し上げます。

令和4年元旦

◆お問い合わせ◆

一般社団法人国際高度人材開発センター事務局
Tel:075-600-2241 
E-Mail:e_fujino#iahrdc.or.jp(#を@に変更)
担当:藤野(フジノ)

■直近のトークイベント等のご案内 
※コロナ感染のリスクを考慮し、会場を使用したトークイベントは現在見合わせております(2021年1月5日時点)

  • 第三回日比交流会(SPORTS FESTA KYOTO 2022) 日程:2022年10月10日
    参加者:日(龍谷大学国際学部国際文化学科ゼミ生)比(会員法人に配属中の介護技能実習生)
  • 第二回日比Zoom交流会 日程:2022年1月11日
    参加者:日(龍谷大学国際学部国際文化学科/京都産業大学経済学部のゼミ生)比(会員法人に配属中の介護技能実習生)
    テーマ:「日本社会の介護ニーズ及び異文化に対する理解:介護の仕事、親の介護、自分の介護」
  • 日本語試験対策模試(中級・上級) 日程:2021年8月10日
    J.TEST(実用日本語検定)受験者を対象とした模試 会場:京都北部限定 会員法人施設内
  • J.TEST(実用日本語検定)の反省会 日程:2021年8月3日~17日
    ※オンラインに変更/SKYPEもしくはZOOMを利用 参加対象:会員法人に配属中の介護技能実習生
  • 第一回日比Zoom交流会 日程:2021年5月18日
    参加者:日(龍谷大学大学国際学部国際文化学科のゼミ生)比(会員法人に配属中の介護技能実習生)
  • 技能実習生の日本語能力試験対策模試の実施(N3・N2レベル) 日程:2021年5月12日~30日
    会場:会員法人施設 参加対象:介護技能実習生
  • 介護技能実習生への訪問インタビュー 日程:2020年10月12日より開始
    インタビュアー”龍谷大学国際学部国際文化学科カルロス、マリア・レイナルース教授”
  • GLOBALネット懇談会 日程:2020年9月7日~9月9日
    ”フィリピンにて在宅学習を余儀なくされている学生たちの実態と学習方法に関する調査” 参加対象:会員法人
  • 日本の文化を学ぶ-出張指導【テーマ/1.お弁当・2.折り紙】日程:2020年2月28日(13時~18時)
    会場:社会福祉法人市原寮内八角棟  参加対象:介護技能実習生
  • 提携日本語学校とのネット懇談会【テーマ/3・5・10年後のキャリアプラン】日程:2020年2月10日・11日(日本時間14時~18時)参加対象:正会員法人
  • 外国人マネジメント研修ツアー 日程:2019年11月18日~20日(終了)
    訪問先:フィリピン 参加対象:技能実習・特定技能による外国人介護士の受入を予定している会員法人
  • 実務者向け技能実習受け入れに関する書類作成説明会 日程:2019年8月27日(火)13時15分~15時30分
    会場:ココン烏丸4F シティ・ラボ プレゼンツールーム 参加対象:社団会員もしくは加盟予定の法人
    ■ご案内←こちらからDL頂けます。
  • インターナショナルケアナース認定式 日程:2019年8月(詳細は近日発表)
  • 提携日本語学校とのネット懇談会”日本語を学んだ目的とビジョン” 日程:2019年7月5日
    会場:メトロマニラ特設会場x会員法人様事業所 参加対象:フィリピン内提携日本語学校学生・社団会員
  • ”外国人介護労働者の現状と将来展望について”近畿介護サポート協会様への出張講演 日程:2019年1月26日 
    会場:京都市伏見区直違橋7丁目266番地1 参加対象:近畿介護サポート協会員様
  • 与謝野町視察団を迎えての奨学生とのトークセッション  日程:2018年11月21日13時 会場:花友じゅらくだい(終了)
    参加対象:与謝野町福祉課・与謝野町内の福祉事業者
  • 第二回フィリピン高度人材発掘ツアー  日程:2018 年10 月8日~10日予定(終了)
  • ” 外国人労働政策の大転換を読み解く” 緊急セミナー 日程:2018年8月17日開催予定 会場:ココン烏丸4Fプレゼンルーム
    参加対象:正・準会員・賛助会員・他会員よりの推薦のあった法人
  • 新・人材育成プロジェクト参加説明会/2017年10月6日 会場:社会福祉法人市原寮/花友いちはら
    参加対象:ユニット型特別養護老人ホーム
  • 新・人材育成プロジェクト参加説明会/京都府北部 日程:2017年9月21日15時 会場:みねやま福祉会 マ・ルート  
    参加対象:京都府老人福祉施設協議会 会員施設
  • 新・人材育成プロジェクト参加説明会/京都府南部  日程:2017年9月25日13時 会場:京都府老人福祉施設協議会本部 
    参加対象:京都府老人福祉施設協議会 会員施設
  • フィリピン市長連盟ブラカン支部視察団(13市長及び随行員)来京懇談会(花友いちはら・花友じゅらくだい・京都市役所) 
    日程:2017年4月26日開催予定(終了)  
  • フィリピンGATVS日本語学校・LAMSシニアハイスクールでの日本語公開授業+ブラカン州政府との交流行事  
    日程:2016年11月16日・17日          
  • 社会福祉法人市原寮/花友いちはら    日程:2016年10月26日開催予定(終了)
  • 社会福祉法人みねやま福祉会/はごろも苑 日程:2016年9月24日開催(終了)

▼介護技能実習生3rd.バッチの来日

長らくコロナの影響で受入れが中断していた介護技能実習生の受入れをほぼ1年半ぶりに再開しました。
待ちに待った後輩たちの来日で会員法人で働いている1st.バッチ、2nd.バッチの実習生たちの更なる士気の高揚が期待されます
3rd.バッチは8月3日に18人(写真)、8月10日に4人、さらに8月末に2人の来日が見込まれています。
年内は更に4th.バッチ11名の来日を目指します。<2022年8月3日>

 

▼日本語試験対策ブートキャンプ実施中

介護技能実習生を対象とした各種日本語試験対策用のブートキャンプを不定期で実施しています。
コース:①JLPT-N1・②JLPT-N2・③J.TEST-A-C(N1/N2相当)・④J.TEST-D-E(N3/N4)相当
期 間:短期集中 2泊3日
費 用:一般社団法人国際高度人材開発センターの会員さまは参加費は無料(宿泊費・食費は別途)
実施場所:ココン烏丸4F
実施者:▶STC日本語塾

 

▼介護技能実習生x大学との交流会

1月11日(火)京都産業大学経済学部(21名)、龍谷大学国際文化学部(19名)の大学生の方々と、学習支援中の介護技能実習生(31名)による交流会をZOOMで行いました。「日本社会の介護ニーズ及び異文化に対する理解:介護の仕事、親の介護、自分の介護」をテーマにフィリピンと日本の介護並びに老後の生活について、ディスカッションいたしました。
■京都産業大学さまNEWSリリース▶


▼介護技能実習生2nd.バッチの来日

2021年12月26日フィリピンより弊社団が学習支援を行っている13名の介護技能実習生が来日しました。2週間の隔離後集合研修を経て1月30日に各会員法人様へ配属が予定されています。隔離期間中は部屋から一歩も出られない状況となることもあり、実習生たちはオンラインでの学習だけではなく、ストレッチや体操、そしてリクレーションのビンゴ大会など実施しオンラインでの体調管理とモチベーションの維持に努めています。
コロナウイルスの感染拡大によりあらゆることに制限が掛かって不便な状況が続きますが、その反面これまでにないオンラインコンテンツ誕生の予感もしています。

▼龍谷大学国際学部カルロス マリア・レイナース教授による介護技能実習生へのインタビュー

カルロス先生が調査、研究されておられるテーマである日本に於けるフイリピン人介護士、とりわけ日本の介護労働市場での定着の課題、およびフィリピン人看護師の段階的国際移動、在日フィリピン人の老後問題は私たち社団にとっても共通の課題であることからご協力させて頂くこととなりました。
10月12日の特別養護老人ホーム花友いちはらを皮切りに会員法人で働く介護技能実習生に対するカルロス先生のインタビューの場をご提供していくこととなりました。

▼COVID-19(コロナウイルス)対策に関して

猛威を振るうコロナウイルスに対する弊社団の感染予防対策は以下の通りとなります。
①5人以上での※会議や飲食の自粛/SKYPE・ZOOM等によるWEBミーティングにて代用
②入室時の非接触検温、ミーティング時のパーテーション設置及びフェースマスク(マウスシールドへ変更)もしくはマスクの使用
③室内換気と除菌の徹底/定期的な換気とアルコールジェル、空間除菌剤(亜塩素酸)の使用及び除菌剤(次亜塩素酸)による消毒
④非接触確認アプリのインストール
当面の間、ご来社の皆様にはご理解のほどお願い申し上げます。

▼日本語試験対策のオープンチャット開設のお知らせ

LINEのオープンチャットを利用した日本語の試験対策を只今準備中です。9月1日より運用開始予定。
参加は以下のQRコードからアクセスしてください。
参加対象は会員法人の実習生及び教育ご担当者となります。
※対応言語は日本語・英語

▼技能実習生を対象とした日本語能力試験等対策模試サービスの開始

2020年5月度より日本語能力試験(JLPT)、実用日本語検定(J.TEST)の受験対策を目的とした模試のサービスを開始しました。
試験問題の提供、採点だけでなく、カテゴリー別の分析データを提供しています。
※コロナ感染対策のオンラインによる遠隔管理の模試も実施しています。
会員法人様は基本無料。非会員様については応相談

▼介護技能実習生1st.バッチ32名中、2名がセントレアに到着/2020年2月4日

弊社団が教育を担当するフィリピン介護技能実習生の来日第1号は岐阜の社会福祉法人白寿会様の受け入れる2名となりました。
これ以後、公益社団法人さくら研修機構を通じて会員法人の施設に配属されていくことになります。
2月4日、メイ・アリブ、クリゼル・カリアガの2名は先陣を切って来日致しました。

▼マネジメント研修ツアーでの模擬授業光景/11月19日 ※生徒の日本語はレベルはN4

▼第三十一回介護福祉士国家試験結果


▼第二回フィリピン高度人材発掘ツアーは無事終了しました

2018年10月8日
団長は事務局長の藤野が務め、5つの社会福祉法人、学校法人、公益社団法人よりご参加頂き総勢14名の訪問団となりました。初日はマニラのCENTRO ESCOLOR UNIVERSITYを訪問し、看護学科及びシニアハイスクールの介護授業を見学した後に、卒業生に対する介護の技能実習生への参加要請及び介護留学の提案を始めとした大学との連携協議を行いました。2日目はCAPS日本語学校に於いて、現地人教師による授業の参観、社団が派遣している日本人教師による模擬授業参観、JTEST(実用日本語検定)の紹介と訪問団による模擬試験の体験、最後は在校生や他校からの参加者に対し、各参加法人による地域と法人のプロモーションを行いました。更にはマニラ市政府を訪ね、ジョセフ・エストラーダ元大統領(現マニラ市長)と懇談の機会まで頂戴しました。


▼介護留学生1st.バッチから来日を夢見る2nd.バッチへ送るメッセージ
 ※2018年7月3日で来日してから2年となります。

▼フィリピン市長連盟ブラカン支部(LMP BULACAN CHAPTER)による介護のベンチマークツアーが無事終了しました。

  • 2017年4月26日
    BOY・CRUZ(ボーイ・クルス)ギギント市長を団長としたブラカン州の10名の市長ならびに訪問団の方々を京都にお迎えしました。
    今回のベンチマークツアーに於ける京都のテーマは介護でした。
    社団の理事法人である社会福祉法人市原寮の入居施設”花友いちはら”では交流セミナーと施設見学、デイサービス施設”花友じゅらくだい”では施設のプレゼン及び施設見学を行いました。
    又、京都市役所の表敬訪問では門川市長をを始め、京都市保険福祉局より別府局長、谷利部長、和田課長との懇談を行いました。
    その折には京都市議会のご厚意で議場見学も実施することが出来ました。
    市原寮の皆さま、京都市役所の皆さまにはご多忙にも関らず、快く趣旨にご賛同頂き、ベンチマークツアーにご協力頂きまして誠に有難うございました。

    ■京都新聞掲載記事
    ■京都市広報

    詳細な情報は事務局藤野まで。


▼多文化共生を研究テーマとして取り組まれておられる大学・学術機関等への情報提供ならびに機会提供を始めました。

  • 2017年2月3日
    北九州大学大学院社会システム科の皆さんを弊社団と協力関係にあるフィリピンの優良人材派遣事業者であり技能実習生の送りだし機関APLATIPの副会長を務めるUNO OVERSEAS PLACEMENT INC.のDR.ピネダ社長をご紹介し、質的研究を目的とした研究代表者へのインタビュー調査の機会をご提供しました。

    ご関係者からの要請は事務局藤野まで。

▲UNO OVERSEAS PLACEMANT INC.でのインタビュー調査を終えて
▼博士課程の津村恵美さんから寄せられた感想

私は、外国人非集住地域における多文化共生社会について研究している大学院生です。
このたび、国際高度人材開発センターの藤野様のご紹介により、フィリピンマニラ市内にあるUNO OVERSEAS PLACEMENT INC.(以下UNO)へ伺い、ピネダ社長にインタビューの機会をいただきました(H29.2.3)。
ピネダ社長は、UNOの、RecruitmentAgencyとしての長い歴史から、多岐にわたる活動について詳細にお話してくださいました。
UNOは、設立当初のINTERSKILLS DEVELOPMENT FOUNDATIONの頃からこの業界のパオニアとして、そして現在も第一線でご活躍されています。
その背景には、技能実習生を送り出す前の準備を重視した、丁寧なオリエンテーション、充実した日本語教育と実技指導、そして文化や慣習の体験など、職種に応じた人材育成への熱意が随所に感じられました。また、技能実習生として渡航した後もUNOが相談窓口となり、ト
ラブルへのサポートを行っています。インタビュー終了後、ちょうど日本語学習を終えて教室から出てきた実習生の方々とお会いしたのですが、一人ひとりが私の前で立ち止まり、日本語で礼儀正しく挨拶してくれた姿はとても印象的でした。
このような、教育を経て日本へやって来た技能実習生たちは、単に労働者というだけでなく地域住民として生活しています。
私たち日本人も、共に生きていくうえで、彼らから多くを学ぶことができると思います。
今回の、UNO訪問は私にとって貴重な体験となりました。お力添えいただいた皆様に心より感謝申し上げます。

津村江美

▼フィリピン大学内での高度人材開発を目的とした財団設立への参加

  • 2017年5月を目途にフィリピン大学本校内の労使関係研究所内に高度人材候補への教育を目的とした財団を設立することとなり、弊社団も財団に参加する運びとなりました。
    今後はフィリピン大学を始めとした現地の大学と本邦の大学間の連携についても、積極的に進めてまいります。

    大学関係者様からのお問い合わせは事務局藤野まで。

 

▲フィリピン大学本校(Dilliman)労使関係研究棟(SOLAIR)

▼11月16日・17日の授業公開ならびにブラカン州との交流行事はお陰様で無事終了致しました。

・11月16日:
綾部市視察団の皆様ご参加誠に有難うございました。
①GATVS日本語学校授業参観 ②ブラカン州政府(州知事・副知事)との交流行事 ③LAMSシニアハイスクール日本語授業参観
・11月17日:
社会福祉法人ひらぎの福祉会様・社会福祉法人洛南福祉会様・NPO法人エコロジーネットワーク様ご参加誠に有難うございました。
①GATVS日本語学校授業参観 ②LAMSシニアハイスクール日本語授業参観 ③ブラカン州立大学授業参観 ④ブラカン赤十字との交流会
⑤TESDA(技術教育・技能教育庁)トレーニングセンター視察 
※詳細画像

▼11月16日・17日フィリピンのLAMSシニアハイスクールにて日本語授業の公開
※動画内容はシニアハイスクール向けの授業のリハーサルです。

▼10月26日市原寮花友いちはら様でのプレゼンテーション
テーマ:留学生の視点から見た日本の介護の長所と短所

▼9月24日みねやま福祉会はごろも苑様でのプレゼンテーション
 テーマ:外国人と共生する介護の未来